今回は、薬局や日本のネット通販で購入できる妊娠検査薬おすすめ4選を紹介しています。
また、 妊娠検査薬の上手な使い方3つのポイントも紹介しています。
妊娠検査薬の特徴を知り、あなたにあった妊娠検査薬選びの参考してください。
妊娠検査薬の反応が出るのはいつ?
一般用妊娠検査薬は妊娠5週目から判定ができるように作られています。
妊娠5週目って、妊娠して1か月も経ってるの?遅くないですか?
もっと早く知りたい方には早期妊娠検査薬という医療用の妊娠検査薬があります。⇒ 早期妊娠検査薬とは?
妊娠周期の数え方は最後の生理開始日を0日目とし、その周を0周目という数え方をします。
妊娠5週目とは、予定していた生理開始日の1週間後のことです。
妊娠検査薬の上手な使い方 3つのポイント
妊娠検査薬の特徴と注意しておきたいポイントを紹介しながら、上手な使い方を教えます。
- 早朝の検査がおすすめ
- 紙コップを使った検査がおすすめ
- 予定していた生理開始日の1週間後の検査がおすすめ
※妊娠検査薬の詳しい使い方や注意点は購入された製品に添付されている説明書に記載されているので、よく読んでから使用してください。
早朝の検査がおすすめ
妊娠するとhCGと呼ばれるヒト絨毛性性腺刺激ホルモンが体内で作られ、尿中に排泄されるようになります。これは日中でも寝ているときでも体内で常に作られています。
この尿中のhCGを測定することで、妊娠しているかどうかを判定することができます。
妊娠検査薬は、朝・昼・夜・どの時間帯の尿でも検査することができます。
しかし、妊娠を判定するのに十分なhCGは分泌されているにも関わらず、水分の取りすぎなどで尿の量が一時的に多くなると尿中のhCGの濃度は低下してしまい、正確な判定ができない場合があります。
そのため、尿量が少なく、hCGの濃度が濃くなる早朝の尿が検査に最適です。
紙コップを使った検査がおすすめ
妊娠検査薬の使用方法には、『直接尿をかけて検査する方法』と『紙コップなどを使用して検査する方法』の2パターンがあります。
『直接尿をかけて検査する方法』の方が紙コップを用意しなくていいし、捨てるのにも困らないので、とても手軽で簡単だと思います。
また、この使い方が一般的というイメージが強くあり、この方法しか知らないという人もいるでしょう。
しかし、『紙コップなどを使用して検査する方法』の方がより正確に検査をすることができます。
『直接尿をかけて検査する方法』は妊娠検査薬に掛ける尿の量が多すぎても少なすぎても正しく検査ができない場合があります。
また、尿がかかる位置が適切でない場合も正しく検査することができない場合があるからです。
『紙コップなどを使用して検査する方法』では清潔な乾いた紙コップを用意し、妊娠検査薬に添付されている説明書どおりに検査を行うことで、正しく検査を行うことができます。
焦る必要はありません。落ち着いて指定された時間だけ尿に浸して検査を行いましょう。
妊娠検査薬の製品ごとに妊娠検査薬を尿に浸す時間が違います。購入された妊娠検査薬に添付されている説明書をよくお読みください。
予定していた生理開始日の1週間後の検査がおすすめ
尿中のhCG濃度は、妊娠初期ではどんどん濃くなっていき、12週を超えるころには最高濃度に達して、その後一定濃度になります。
一般用妊娠検査薬の検出感度はすべて50IU/Lであるため、尿中のhCG濃度が50IU/L以上にならなければ、そもそも判定できません。
尿中のhCG濃度が50IU/L以上になり、確実に検査できる可能性が高いのが『予定していた生理開始日の1週間後』(妊娠5週目)にあたります。
フライング検査?
フライング検査とは、妊娠しているかどうかをいち早く知りたいという気持ちから、生理開始予定日あたりで早めに検査をしてしまうことです。
妊娠していても尿中のhCG濃度は低いため、判定が陽性にならないことがあります。
妊娠していることを早期に知ることは、外からの影響を受けやすい時期である赤ちゃんの健全な発育を助け、母体の健康を保つためにとても大切です。
早期妊娠検査薬なら、生理開始予定日(妊娠4週目)から使うことができます。
早期妊娠検査薬は、薬局やドラッグストアで薬剤師による説明を受けたうえで購入することができます。
早期妊娠検査薬とは?
早期妊娠検査薬とは、早い時期に使用することができる検出感度が高い医療用の妊娠検査薬です。日本の薬局やドラッグストアで薬剤師による説明を受けたうえで購入することができます。
購入できる早期妊娠検査薬は『チェックワン®ファスト』という製品です。
『チェックワン®ファスト』の製造販売業者である㈱アラクスが提供するホームページから販売している薬局やドラッグストアの検索ができます。⇒ 販売している薬局を探す(外部サイト)
検出感度が違う
早期妊娠検査薬の検出感度は25IU/Lであり、尿中のhCG濃度が25IU/L以上になれば測定することができます。
一般用妊娠検査薬の検出感度はすべて50IU/Lであるため、尿中のhCG濃度が50IU/L以上にならないと測定できません。
早期妊娠検査薬は検出感度が高いため、生理開始予定日(妊娠4週目)から使うことができます。
検出感度が高いから正確に検査できるわけでなく、使用方法の手順を間違えると正確な判定ができない場合があります。
妊娠検査薬の上手な使い方 3つのポイントをもう一度確認してみましょう。
一般用妊娠検査薬の検出感度はすべて 50IU/L
早期妊娠検査薬の検出感度は 25IU/L
妊娠検査薬おすすめ4選
様々な妊娠検査薬がありますが、ほぼ全ての妊娠検査薬が1分後から判定可能となり、判定結果は10分以内にわかります。
10分を超えた判定は、時間の経過により線が消えたり線が現れたりすることがあるため、判定無効となります。
また、99%以上の正確さ、生理予定日の約1週間後から検査可能、検出感度が50IU/L、いつでも検査できるの項目はほぼすべての妊娠検査薬に共通した特徴です。
そんな共通の特徴をたくさん持つ妊娠検査薬の中からおすすめの4つを選びました。
一般用妊娠検査薬は第2類医薬品のため、ネットや登録販売者の資格を持つ人がいる店舗でも購入することができます。
1. 判定結果が残る妊娠検査薬
10分を超えた判定が無効となるなか、判定結果が残ることが特徴の一般用妊娠検査薬がチェックワン®です。
チェックワン®は判定時間の上限についての記載が無い唯一の一般用妊娠検査薬です。
2. 採尿カップ付き妊娠検査薬
妊娠検査薬で正確に検査するため、採尿カップでの検査をおすすめします。
このmatsukiyoプレセルフなら、採尿カップ付きなので、落ち着いて正確に検査を行うことができます。
また、採尿カップを使用して検査する方法の説明が大きなイラスト付きで分かりやすく解説されています。
3. 検査時間が短い妊娠検査薬
紙コップなどを使用して検査する方法は尿に浸す時間が製品ごとに異なります。
浸す時間が長い物だと20秒間も尿に浸す必要があります。
これが手軽に検査できないひとつの原因です。
しかし、ロート製薬 のドゥーテスト®はたった2秒~4秒尿に浸すだけで検査ができます。
4. 検出感度が高い妊娠検査薬
検出感度が高い妊娠検査薬は薬局やドラッグストアで薬剤師に説明を受けたうえで購入できる医療用の早期妊娠検査薬です。
薬剤師がいないドラッグストアでは購入することができません。
購入できる早期妊娠検査薬はチェックワン®ファストという製品です。
『チェックワン®ファスト』の製造販売業者である㈱アラクスが提供するホームページから販売している薬局やドラッグストアの検索ができます。⇒ 販売している薬局を探す(外部サイト)
病院にはいつ行くの?
妊娠検査薬は妊娠しているかどうかを補助的に検査するものです。妊娠の確定診断は医師の問診や超音波診断をもとに行われます。
妊娠検査薬の判定結果が陽性であれば、妊娠している可能性がありますが、正常な妊娠かどうかまで判別できないので、できるだけ早く医師の診断を受けましょう。
また、妊娠検査薬の判定結果が陰性であっても、その後生理が始まらない場合、もう一度妊娠検査薬を使って再検査するか医師に相談しましょう。公益社団法人 日本産科婦人科学会が提供するホームページより産婦人科専門医を探すことができます。
まとめ
妊娠検査薬の検査の正確さは99%以上だが、使用方法の正確さは人それぞれです。
上手な使い方3つのポイントを検査する前にもう一度確認しましょう。
- 予定していた生理開始日の1週間後の検査がおすすめ
- 朝一番の検査がおすすめ
- 紙コップで検査がおすすめ
- 妊娠検査薬の判定結果が陽性
- 判定結果が陰性でもその後生理が始まらない場合
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また、当ページでおすすめしている医薬品は必ずしも私達がその効果効能を保証するものではありません。症状が悪化している方や、今の症状に心配がある方は病院での適切な医師による診察を受けてください。
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